【レビュー】FARM TOGETHER　-ファームトゥギャザー-　～手軽な操作で家族みんなが楽しめる農園作り～

基本情報

・ジャンル：シミュレーション
・プレイ人数：1～4人(オンライン最大8人)
・DL容量　：719.0MB(パッケージ版有)
・通常価格：2,750円
・言語　　：日本語対応
・メーカー：レイニーフロッグ
・ハード　：Switch/PlayStation 4

どんなゲーム？

自由度が高い農場運営ゲーム。
ストーリーは無く、作物を作ってお金を稼ぎ、自分好みの農場を作っていきます。

育てられる作物の種類は豊富で野菜・果物・花・家畜(牛・豚・鶏・ヤギなど)・魚であわせて300種類ほどです。
最初からすべての作物が育てられるわけではなく、作物を育てることで牧場レベルを上げることで徐々に開放されていく仕様(携帯ゲームっぽい)です。

稼いだお金で柵や道、オブジェなどを購入して自由に配置するで大牧場を作ったり、町を作ったりすることができます。

筆者のこれまでのプレイ時間は35時間です(プレイ進行中)

ここが良かった！おすすめポイント

作物を植える・水をあげる・収穫するといった基本的な操作はＡボタンとＹボタンの2つでできてしまうので、とても簡単で(このあたりも携帯ゲームっぽい)、小さい子供でも遊びやすいと思います。

我が家では5歳児が楽しく遊んでいます。

牧場物語など、農場運営ゲームはお世話を少し放置してしまうと作物が枯れたり、動物が病気になったりしますが、このゲームでは作物については水をあげると早く収穫できるようになるという仕様であり、枯れることはありません。

動物についてもエサをあげないと生産物が収穫できないようですが、病気になったり死んでしまったりすることがありません。

また、農場には時間が流れていて春夏秋冬の季節がありますが、ゲームをプレイしていない間も農場の時間は動き続けます。
作物は種さえまいておけば、待っているだけで収穫できます。

最近流行りの放置ゲームのような感覚でまめなお世話をせずに気軽に遊べます。

牧場系ゲームでは珍しく、ゲーム本体1機オフラインで最大4人(画面分割)で遊べます。
また、オンラインでは最大8人で遊べます。

農場の土地はどんどん広くできるので、ファミリーでそれぞれ思い思いの農場を1つのワールドに作ることができます。

我が家では私・妻・長女の3人で遊ぶのが最近の日課です。

ここはいまひとつ・・・

ザ・アメリカンといったポップ調のキャラデザイン(やっぱり携帯ゲームっぽい　笑)で、この点は好き嫌いが分かれるところかもしれません。

実は私はこういったキャラデザインが苦手で、携帯の牧場系ゲームには手を出してきませんでしたが、
やってみるとそこまで気にならずに楽しめています。

先述のとおり作物が枯れたり、動物が病気になったりと放置することへのペナルティが全くなく、雑草や台風といった概念もないです。

小さな子供と一緒に遊ぶには非常に良いのですが、きっちり段取り良く作業をこなすことが楽しいという牧場系シミュレーションゲーム好きには少々、物足りないかもしれません。

オフラインでの画面分割で遊ぶとなぜかメニューが誰か1人しか開けません。
メニュー画面は植える作物を選ぶといった使う頻度が高い操作なので、この仕様は少々煩わしいです。

我が家でも長女がメニュー画面で植えられる作物を眺めているのを「種まき待ちで～す」と急かすシーンがよくあります。

これはこれで会話になって良いのかもしれませんが（笑）

こんな人におすすめ

・ファミリーで遊びたい人(特に未就学児がいるご家庭)
・農場経営は気楽に、レイアウト作りを楽しみたい人

こんな人は向かないかも・・・

・ストイックな牧場経営を楽しみたい人
・キャラデザインにこだわりがある人

あとがき

牧場系ゲームが好きだったのでプロモーションムービーを見て購入してみましたが、3,000円で結構楽しめています。
妻も最初は毛嫌いしていたそうで、今は「新しい作物をどんどん開放していくのが楽しい」とちょっとハマっているようでした。
長女も独自の感性（笑）でレイアウトを楽しんでいるようで、本当にファミリーで遊ぶには良ゲーだと思います。

任天堂 公式HP：https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000044440.html

レイニーフラッグ 公式HP：https://www.rainyfrog.com/ja/game/farm-together