【レビュー】Thief Simulator(泥棒シミュレーター) ~ルパ○気分で颯爽とお宝盗んで逃げろ!~

ゲームレビュー

基本情報

・ジャンル:シミュレーション
・DL容量 :1.7GB
・通常価格:2,000円(セール有)
・言語  :日本語対応
・メーカー:Forever Entertainment

どんなゲーム?

①住民に気づかれないように家に忍び込み、家具や絵、宝石などを盗む
②質屋やネットで売ってお金を稼ぐ
③稼いだお金でピッキングやハッキング用端末などを購入
④更なる豪邸(=厳重警備)への侵入にチャレンジ

泥棒体験ができるゲームです。


まずは住民を外から観察したり、ネットから情報を買ったりして住民の行動パターンを探ります。

そして不在時や就寝時の隙をついて侵入。金品を拝借します。

見つかったり監視カメラに写ってしまうと警察に通報されます。
そんな時はゴミ箱、クローゼット、ベットの下に隠れるとセーフです。
捕まってしまうとゲームオーバー。侵入からやり直しです。

あくまで「泥棒」のシミュなので、人を殴ったり車で轢いたりはできません。

最初は空き家への侵入からですが、一般家庭→中流→上流と家の警備が厳しくなっていきます。
比例して段々盗めるものが大きくなったり、豪華になっていきます(高級車なんかも)。

筆者のクリアまでのプレイ時間は約30時間でした。

ここが良かった!おすすめポイント

想像以上の緊張感と脱出した時の爽快感

侵入はターゲットの敷地の外から始まります。BGMは環境音のみですが、緊張感も同時にスタートします。

道路には通行人がいて、怪しい行動をする(忍び足をする・ピッキングするなど)と警戒モードになり、やがて通報されます。

通行人の目をかいくぐって侵入すると控えめなBGMが更なる緊張感を誘います。

ゲーム内の1分が現実の1秒となっていて、ゲーム内の1時間(=現実の1分)ごとに住人や警備員の居場所が変わります。隙を突けるのが一瞬(現実で3分くらい)だったりするので、正に時間との勝負です。

家の鍵や窓のセンサー、金庫の解錠などはそれぞれミニゲームのようになっています。内容は特段難しくはない(タイミングよくボタンをおしたり、簡単なパズルを解いたり)ですが、時間や人目が気になって焦ります (ミスると警報が鳴ります((+_+)))

急ぎながらも正確な操作と慎重なアクション(ドアや引き出しを静かに閉めるなど)が求められます (なぜかこのゲーム、プレイ時に誰かと話すと小声になります 笑)

目的の物を盗んで車で脱出する時は、緊張感から一気に解放されてなかなかの爽快感です (筆者はカリオスト○の城のOPを思い出します)

侵入・脱出は1通りじゃない! 創意工夫でいろいろ試せる楽しさ

建物内への侵入方法はドアをピッキングする・窓に穴を開ける・雨どいを登って2階から侵入する・・・というように方法が様々あります(時には車を踏み台にして塀を越えるといった荒業も)

また時間の使い方も、侵入する時間を極力少なくする作戦、気づかれても隠れながら長時間粘ってごっそりお宝をいただく作戦など、プレイヤーが色々試行錯誤できる余地があります

こんな人におすすめ

スリルを楽しめる (メタルギアシリーズが好き)

安く長く遊べるゲームがしたい (やり込み要素も充実)

・自宅の防犯意識を高めたい(笑) (泥棒目線になるので、家のつくりの甘さとか、どういうセキュリティなら強いかがわかる)

こんな人は向かないかも・・・

スリルが楽しめない (怖いが勝っちゃう)

ロード時間が我慢できない (ちょっとだけ長めです。筆者は我慢できないレベルではなかったですが)

バグが我慢できない(本編中に一部&本編後に進めなくなるバグがある(2021年7月現在))

まとめ

Thief Simulatorはリアルな泥棒体験ができる新感覚なゲームです。

コスパが良く、侵入の緊迫感&脱出の爽快感は最高なので現実にはできない体験でスカッとしてみてはいかがでしょうか?

2020年12月時点でSwitch版の販売累計が70万本を突破し、22年に続編リリースが発表されています。

実際のプレイ画面は任天堂さん公式動画でチェック↓

Thief Simulator || Nintendo Switch Japan trailer

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