基本情報
【基本情報
・ジャンル:シューティング
・DL容量 :3.3GB
・通常価格:1,980円
・言語 :日本語対応
・メーカー:StudioMDHR
・ハード :Switch/Steam/Xbox one
どんなゲーム?
②1930年代のカートゥーンをイメージした世界観
③攻略も王道。「やられて攻撃パターンを覚える」
こだわりの手書きアニメグラフィックと軽快なジャズミュージックが融合した
1930年当時を知らなくてもどこか懐かしさを感じる2Dシューティングです。
主人公はカップの兄弟「カップヘッド」と「マグマン」。
カジノで悪魔との賭けに負けてしまい、魂を取られかけますが、
他の債務者たちから魂を回収してくれば見逃してやると言われます。
兄弟は債務者たちと戦って、タマシイの契約書を集めることになりました。
ステージは債務者(ボス)とのシューティングバトルがメインであり、
サブ的に横スクロールアクションステージがいくつかある構成です。
本作はカップヘッドとマグマンをそれぞれ操作する2人協力プレイが可能で、
一人がやられてももう一人が時間内に助ければライフ1で復帰できます。
(その代わり、ボスの体力が1Pプレイ時より多めに調整されているようです)
※ちなみに筆者は「マドリカ不動産」と同じく、娘っこが寝静まった後、夫婦で遊びました。
二人ともシューティングは苦手な方で本作は苦戦しましたが、
プレイを重ねることで上達も見えてくるので終始楽しかったです!
筆者&妻のクリアまでのプレイ時間(達成率100%、実績未コンプ)は約15時間でした。
ここが良かった!おすすめポイント
可愛らしくノスタルジックな世界観とハードな難易度のギャップ感
絵本がそのまま動き出したような可愛らしくも、ちょっとだけダークなキャラクターや背景がまず目を引きます。
グラフィックは1930年代のディズニーアニメなどから強いインスパイアを受け、クリエイターのChad Moldenhauer氏の「人間らしい不確かさを重視したい」というこだわりのもとで全て紙とペンの手書きから作成されています。
また当時、アニメーションを放映する際に用いられていた映写機の映像のテイストを出すために
ノイズ音や映像のかすれも表現されており、当時を全く知らなくてもどこか懐かしさを感じることができます。
そんな世界観に対してゲームの内容で特筆すべきはその難易度。
ボスの攻撃が避けられない(弾幕系とまではいかないですが)。初見はまずやられます(笑)
何度も挑戦して「このモーションの後はあの攻撃だ」と学習しながらボスを追い詰めます。
カップヘッドたちの弾丸武器も、連射が利く直線弾・威力と飛距離がある溜め打ち弾・広範囲な散乱弾など数種類あり、ボスに合わせて使い分けることで有利になります。
こうした試行錯誤を重ねてボスを撃破できたときの爽快感は、無敵お助けモードを搭載した“懇切丁寧”なつくりのゲームが多い昨今では久しく忘れていた感覚が得られます。
(※この点もChad氏のこだわりだそうです)
BGMがオシャレなジャズミュージック
ボスとの戦闘曲はノリノリなジャズミュージックで、バトルの緊張感を良い感じで盛り上げてくれます。
サントラのアナログレコードはビデオゲームのサントラとしては初の米ビルボードのジャズ・チャートで首位になる程、高い評価を受けています。
テンションを上げたい時の作業用BGMには持って来いです。
また、ステージセレクト画面はゆったりとしたテンポの曲で、
千葉にある某有名遊園地のような音楽が流れます(筆者イチ押し 笑)
充実のやり込み要素
全28種類の実績(勲章のようなもの)があります。
最高ランクやノーダメージでクリアといった一般的なものから、
それはちょっと無理じゃない?的な難易度のものまであり、全部揃えるやりごたえは抜群です!
また、一定の条件を満たすと出てくる隠しボスもいるとかいないとか・・・
こんな人におすすめ
・ロッ〇マンが好き(ゲーム性や難易度はこれに近い印象)
・クラシックな「ミッ〇ー」や「トムとジェ〇ー」の雰囲気が好き
・久々に骨太ゲームで遊びたい!
こんな人は向かないかも・・・
・シューティングが本当に苦手
・ゲームにむずかしさを求めていない(ストレスフリーが一番大事!)
あとがき
世界観と程よい歯ごたえにかなりこだわって作られた作品だと思います。
どちらかにフックした方は是非、手に取って見てください!
余談ですが、ステージセレクト画面で某「夢の国」に行った気分になるのは僕だけでしょうか(笑)
任天堂公式動画はこちら https://youtu.be/pk9fMeNFAck
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